先週の金曜日から1週間、
夫が亡くなってから2回目(3回目)の出勤をしました。
またバスの中でBTSのdynamiteを聴きながら出勤。
日本語の歌は歌詞で泣けてくることがあるから聞かない。
色々考えないようにして働いて、午前を終えた。
午後も1時間だけ残ると伝えると、
「自由だから、自分のペースで働いてね」
と言ってくれた。
少しずつ時間を長くしていきたい。
収入も欲しいし。
働けるのはやっぱり良い。
昼の時間、もう1人パートの人が残っていて、その人と少し話した。
みんなが夫の事に触れないように、別の話題で笑わせようとしてくれたり、私も笑いながら和やかに話したりしていたので、私が元気に見えたのか、
「もう落ち着いたの?」
と聞いてきた。
涙が溢れてきた。堪えることができなくて、
作業しているふりをして後ろを向いて、
「そうだねー」とだけ言った。
声が震えた。
落ち着くってなんだろう?
諸々の手続きとかの意味かな?
気持ちが落ち着くことなんてないよ。
悪気はないのはよくわかるし、
私が逆の立場ならそう聞くと思うし、
笑って話してたら元気になったのかな?と思うと思う。
こういうのが辛くて人と話すのが怖い。
涙さえ出なければいいんだけどね。
泣かずにテキトーに返せるようになれば何言われても別にいい。
だって、私だって人の気持ちなんてよくわからない。
近い経験をした人の気持ちは少しは想像できる。
でも
同じ悲しみでも、離れて暮らす年老いた親を亡くした遺族の悲しみと、
私の悲しみはやっぱり違うと思う。
わかれない。
夫の収入に依拠していたんだから、
悲しいだけじゃなくて、現実的な諸々の事情が一変したんだから。
この先の一緒に過ごす未来がまだ何十年かはあると想定していたんだから、
やっぱり私は全然違うと思う。
同じ大事な人を失くす喪失体験をしても、気持ちはわからないと思うのだから
体験のない人なら尚更わかってもらえなくて当たり前。
また来週頑張ります。