一年半が経ちました。

夫が亡くなって一年半が過ぎました。

 

気分には波があって、何故か上機嫌な時とちょっとしたことで何もかもが嫌になる時とを繰りかえしています。

 

5年日記の去年の今日を読むと、今はかなり落ち着いているみたい。

 

亡くなって半年の時よりはかなり心穏やかに過ごしています。

 

去年は死後の手続きも大変で、ストレスが二重三重にかかっていたから。

 

相続の心配事もあったしよく乗り切ったなと、というかよく生き延びたな、という感じです。

 

配偶者を亡くすストレスは死んでしまってもおかしくないくらいの強ストレスだそうです。

 

その後体調を崩したり、何故か病気が発覚して手術になったり、身内の不幸が続いたり、そんな話を聞くし、自分も不幸が続くような根拠のない恐怖がありました。

 

 

夫の死後半年の時、実際娘が事故に遭いました。

友達の運転する車に乗せてもらっていて、交差点で衝突し、車が横転。

どうやって車の外に出たか記憶にないと言いながら救急車に乗らず歩いて帰ってきました。

 

びっくりしてすぐに大きい病院に連れて行きましたが、お陰様で大事には至らず幸いでした。

 

 

少し前にも一人暮らしの次女のアパートの隣の部屋に深夜3時に刃物を持った男が侵入して、パトカーが何台も来て深夜に話を聞かれるという大変な恐怖の体験もしたのです😱

 

何故隣だったのか、窓が空いてたのか、もしかしたら次女の部屋だったかもしれない。

 

事情を聞きたいと警察にお願いして、その週の日曜日に説明に来ると言ったのに、何故かこなかったそうです☹️

 

 

 

そう思うと、なんかもしかしたら人間てギリギリのとこを生きているのかもしれない。

 

事故も事件も病気も

たまたま当事者になってしまったか、たまたま免れたか。

 

夫だって、亡くなる前2ヶ月で何度も病院に行っていて、そこで誰か1人でも医者が24時間心電図つけてみる?とか提案してくれていたら助かっていたかも知れないし。

 

 

 

この一年半、この世で自分が一番不幸だと思っていました。

勿論分かってます。

でも色々あるのは私も同じで、それプラス配偶者との死別があるのだから。

 

 

 

 

 

 

 

中国に

「天に不測の風雲あり、人に旦夕の禍福あり」

(大きな天空でさえ思いがけない嵐や雨雲に覆われることがあるのだから、ましてやちっぽけな人間は短い間に幸、不幸を繰り返す)

ということわざがあります。

 

まさに次の瞬間は今幸福な人もどうなっているかわからない。

みんなギリギリのとこを生きてるだけかも。

 

自分もそうだったんだから。

 

 

 

これから大きな決断をする時、誰に相談したらいいのかとても不安です。

 

周りは「旦那なんか当てにならないから自分で決めるよ」

と言うけど、居てくれる安心感があるからそれができるんだよ。

居なくなるとびっくりするよ。

その存在の大きさにどれだけ助けられてたかってことに。

 

 

すっかり日も短くなって、今日は昼間は暑かったのに夕方とても涼しくて、

凄く凄く寂しいです。